指宿温泉での湯治と知覧・桜島・高千穂の観光    
                                                                                2010.10.17〜24

私が腰、連れ合いが膝の治療で週一回、西条の病院に通っています。
秋の行事が一段落したとことで、「ゆっくりと湯治をしに行かない?」 「良いね〜 それじゃ〜 いつもの別府・鉄輪温泉に行くか〜」
「できたら 今まで行ったことのない温泉地に いってみたい〜」
この一言から忙しくなりました。インターネットで調べまくり、行き着いた所が「指宿」でした。
「いぶすき気まま旅(5泊10食[30000円/人]プラン)」なるものがありました。宿は「休暇村 指宿」です。
年金生活者としては出来るだけ安く行きたいので、高速道路土日1000円を利用して鹿児島まで行ってきました。

高速道路を 本郷→途中で宿泊→鹿児島 と行き、高速料金は1000円!
SAやPAでの車中泊をしたわけではありません。チャンとしたホテルに泊まりました。さて どんな方法で?

その答えは、「高速道路内の宿」に泊まることです。
今は数が少ないのですが、高速道路を降りずに利用できる宿があります。
今回利用したのは「ファミリーロッジ旅籠屋・壇ノ浦PA店」です。
日曜日の昼に家を出発、壇ノ浦の宿に泊まり、朝ゆっくり出発しても夕方には指宿の宿に到着することができました。
運転手が私一人なので、眠たくなったら車の中で仮眠をとる。10〜15分もウツラウツラすると、体調はリセットされるのです。
私が寝ている間は、連れ合いが同伴したイヌの散歩をするのです。

今回の旅では、走行距離が約2000kmになりました。

今回の旅で目標は、
1.砂風呂に入る
2.知覧の特攻基地を見学する
3.桜島を身近で見る
4.高千穂峡を散策する
このどれもが達成できました。

宿の「休暇村 指宿」は、環境も、食事も良くて大満足でした。 昔は確か「国民休暇村」と言っていたように思いますが、名前が変わった理由がわかりました。
中国語や韓国語が飛び交っているのです。朝食はバイキング、よく食べること食べること、納豆の食べ方を添乗員が説明していましたが、中国にはないのかな〜?

壇ノ浦PAの宿から見た関門大橋と宿です。 PAにはレストランもあります。朝食は無料! 休暇村 指宿 です
宿舎の裏は海、山側にはカジュマルなどの植木、どちらも散歩にはもってこいの場所です。貸し自転車もあります。
朝起きて風呂に入り、朝食後は愛犬と散歩、その後近くの観光スポットに出かけました。

知覧は、太平洋戦争の末期、陸軍の特攻基地の置かれた町です。
若き青年が自分の命を犠牲にして敵艦に突っ込んでいった史実を後世に伝え、世界の恒久平和を願って建てられて「知覧特攻平和会館」に行ってきました。
20歳未満の青年が特攻に出る直前に書いた遺書が、展示されていました。
読み続けると、涙腺が緩んで困りました。

館内は撮影禁止です。「知覧特攻平和会館」のHPがいろいろありますので、見てください。それよりも自分で・・・・

日本の各地に「小京都」なる所があります。竹原市も小京都と言われています。
知覧も「薩摩の小京都」と言われており、石垣と生垣根の通りが良かった。

美しい道100選の景観 庭も見事!所でどれが鶴、カメは? 大通りには鯉が泳ぐ小川がありました。

桜島(さくらじま)は、鹿児島県の錦江湾(正式には鹿児島湾)にある東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77km2の半島。かつては文字通り島であったが1914年(大正3年)の噴火により大隅半島と陸続きとなった。

御岳(おんたけ)と呼ばれる活火山によって形成され、頻繁に噴火を繰り返してきた歴史を持ち、2010年現在も噴火を続けている。海の中にそびえるその山容は特に異彩を放っており、鹿児島のシンボルの一つとされる。(ウィキペディアより)

桜島は今でも噴煙を巻きあげています。 ビンに詰まった火山灰や缶詰が売られていました。 足湯もありました。
近くで見ると迫力を感じました。連れ合いはこの景色を染物にするそうです。 火山灰に埋もれた鳥居です。

神話の里「高千穂」、天照大神の天岩戸神社や神秘的な魅力を放つ高千穂神社、そして阿蘇の火山活動でできた渓谷は綺麗でした。

溶岩が急激に冷めてできた柱状の懸崖がすばらしかった。 

   定年後に連れ合いと行った旅の記録です。