東洋のマチュピチュ(天空の歴史遺産)への旅    
                                                                              2010年5月6日

元気なうちに行きたいところの一つに、南米・ペルーの高地にインカの人が作った「空中都市マチュピチュ」があります。
しかし、なかなか行くことができませんが、「東洋のマチュピチュへ、天空の歴史遺産と伊予ぶらり旅」なるパンフレットを発見!
早速行ってきました。
本物のマチュピチュを知りませんので比較はできませんが、規模は小さいながら「こんな山奥に、よくもこんな施設を創ったものだ!」と感動の旅でした。

この姿が「東洋のマチュピチュ」と言われているのでしょう。標高750mの高所によくもこのような建物を・・・・
この中で、銅の鉱石を・・・・ この後、ここを登ることに… 煉瓦の建物の中で鉱石の選別を!
ツツジの花がきれいでした。 これに乗って坑道の奥に、時速は15Km シャクヤクの花を見つけました。
坑道の中も歩きました。 今は使わなくなった発電所です。 木々の緑がすばらしかった。



    


  湯治と桜見物の旅     2010年3月26日〜28日

 各地から桜の開花宣言が聞かれ、「桜前線とともに進む旅」は今年も実現できそうにありませんが、「九州に桜見物と湯治に行こう」と急に決まり、阿蘇山のふもとにある地獄温泉(南阿蘇村)に行ってきました。

二泊三日の湯治生活

今回は往復に二日、桜見物に一日と忙しい旅となり、のんびりと湯治生活を送ることはできませんでしたが、気分転換はできました。
阿蘇は水の故郷、そして火の山を擁する阿蘇は温泉の宝庫です。
有名な「黒川温泉」や「杖立温泉」、名前が気にくわない「はげの湯温泉」などいたるところからとめどなく温泉が噴き出ています。
今回お世話になったのは、地獄温泉の「清風荘」さん。(3食付いて一人6000円)
温泉は大満足、食事もまずまずでした。今度はのんびりと一週間ぐらい過ごしたいものです。

泥湯の混浴露天風呂「雀の湯」、女湯(2階)から男湯(1階)を覗くことができる「仇討の湯」など、私の好きな濁り湯でした。
宿は阿蘇山の中腹、連れて行った愛犬が喜んで走りまわりました。
野焼き「火振り神事」が行われており、いたるところから煙が立ち上っています。 山頂では硫黄の煙が!

    


     一心行の大桜   (南阿蘇村)   2010.3.27

1586年、島津の侵攻で落城した矢崎城主の菩提樹だそうです。戦火に散った御霊を弔うため、一心に行を収めたことから「一心行」の名がついたと言われています。
高さ14m、幹回り7m、枝幅東西21m南北26mのみごとな大木でした。

八分咲きでしたが、休日で「南阿蘇桜さくら植木まつり」が開催され、多くの花見客が訪れていました。
白色の素朴な桜です。 テントの奥に「一心行の桜」が見えます。 記念に苗を買って帰りました。

    


  高森峠の千本桜   (高森町)   2010.3.27

標高差300mの高森峠一帯には、ソメイヨシノやヤマザクラ、シダレザクラなど約6000本の桜が植えられています。
満開には少し早かったのですが、峠のヘアピンカーブを上りながら見る桜さ見事でした。

ふもとから頂上にかけて順に、4月初旬から下旬まで長期間花見が楽しめるそうです。
桜の木はまだ大木ではないが、数にはビックリ! 移動の途中、民家に見事な大木が… 電線が心配です。

    


    白川水源  (南阿蘇村)   2010.3.27

阿蘇は「九州の水がめ」と言われるそうです。
阿蘇に降り注いだ水が地下に蓄えられ、地下水として湧き出し、人々の生活に利用されています。
熊本市民(約67万人)の上水道はすべて地下水でまかなわれているそうです。
「白川水源」は、環境省名水百選の一つ、毎分60トンもの清水が噴き出しています。

湧き出した水を直接呑む人、ボトルに酌んで持ち帰る人。私も呑んでみましたが、水は水なり!
湧き水はどこまでも澄んでいました。 杉林の奥には、「白川吉見神社」が荘厳な姿で建っていました。

        

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